2016年10月2日日曜日

ヒラメ(HIRAME)のポンプヘッドに交換したら感動したという話

ロード乗りの必須ツール「フロアポンプ」のポンプヘッドをヒラメ(HIRAME)の横カムに交換しました。

自転車に乗らない方むけに分かりやすく説明すると「空気入れの口金(くちがね)を、それだけで4,000円とかする高級品に交換したよ」ということになります。その効果は絶大で、「今までの苦労は何だったんだ!」というくらいの違いをレビューします。

ヒラメ(HIRAME)ポンプヘッド 横カム
ヒラメ(HIRAME)ポンプヘッド 横カム型


15年もののフロアポンプのパッキンがついにイカれる


自分が使っているフロアポンプはロードバイクに乗り始める前にキャノンデールのMTBを街乗りで使っていた頃に購入したもの。数えてみると・・・たぶん15年くらい前のものです。台湾の「BETO」というメーカーのものらしい。

仏式、米式対応で、英式用のアダプターも付属する便利なフロアポンプなのですが、コイツが最近エアもれがひどくなってきたんです。

「走りに行くぞ!」と自転車ウエアを着込み、準備万端で空気を入れようとポンピングするも、5barあたりで「シューシュー」いい出し、7barを超えたあたりでポンピングの量と「シューシュー」抜ける量が拮抗するカンジになってきました。目標とする7.5barをゲージが指す頃には軽く汗だく。毎回これをやるのはしんどいなと。

おそらくポンプヘッド内のゴムパッキンが古くなっただけなのでそれを交換すればよいのですが、15年前の海外製品のそんな小さな補修パーツを手配するのが大変そう。公式サイトを見ると、現在はハンドポンプしか作ってないようでもあります。

フロアポンプごと買い替えるという手も考えましたが、以前から気になっていたパーツがありました。クワハラという会社が作っているヒラメ(HIRAME)というポンプヘッド。

HIRAMEポンプヘッドとは?


自転車界隈では有名なポンプヘッドのようです。自分が最初に知ったのはコチラのブログ

見た目の質感も素晴らしいですが、使ってみた人の感想もすごい。「もっと早く購入すればよかった」「空気入れが楽しくなる」など絶賛の嵐

「空気入れ本体より高価なポンプヘッド」ということで様子見していたんですが、自分のポンプヘッドがイカれてきたのならちょうどいいです。2,000-3,000円のフロアポンプに買い替えるよりも、ポンプヘッドだけを買い替えることにしました。

通販ではどこも在庫切れ!


クワハラでは直販していないようなのでどこかネット通販でと検索してみると、どこにも在庫がない! 「国内で職人が手作りしているため、生産量が非常にわずかです」ということだそうで。

定価の2倍で販売しているところもありました。そういうのはちょっとイヤなので、おとなしく入荷待ちすることに・・・したんですが、別件で立ち寄った梅田のシルベストサイクルに普通に置いていました。もちろん即購入です。

シルベスト梅田には横カムが、本町のベックオンには縦カムがありました。


ヒラメポンプヘッドの使い方


さっそくポンプヘッドを交換して使ってみると・・・使い方にコツがいりますね、コレ。付属の「取り扱い説明」ではよくわからなかったのでネットで検索して、なんとなくわかりました(←メカ音痴)。

赤い「HIRAME」部分が回転します

  1. チューブのバルブ先端をゆるめ、アタマを一回押して「プシュッ!」とさせておく
  2. ポンプヘッドのレバーを解放状態にして、バルブに差し込む(ここまでは普通のと同じ)
  3. ポンプヘッドのレバーを倒してみて、何の抵抗もなく倒れるとユルすぎ。赤い「HIRAME」部分を回してちょっと締める。
  4. 抵抗が強くてレバーが倒れないと締めすぎ。ちょっとユルめる。
  5. ちょうどいい位置だと少し抵抗がある手応えでレバーが倒れます。これでロック完了。以前のポンプヘッドと比べて、そうとう軽い抵抗でOKでした。
  6. あとは普通にポンピング

こうして書くとややこしそうですね。実際にはポンプヘッドをかぶせて片手でちょっと回すくらいなので楽ちんです。

ヒラメポンプヘッドの使用感

そして使い心地が素晴らしい!


手に持つとズシリとした重量感。パーツは意外と大きくて、「精巧」というよりも「無骨」な印象です。レバーや回転部を操作した感じはスムーズでいかにも業務用・プロ用という風情。

バルブにセットして「コクン」とレバーを倒す。セットするときもポンピング中も、空気圧が上がっても、もちろんエアーが漏れることは全くありません。そんなに強く固定しているカンジじゃないのに、不思議。

そして秀逸なのがバルブから外すとき!

交換前のヤツだと「んぎぎぎぎ」と強く引っ張らないとダメで、外れた勢いで手をスポークにぶつけたりして。おまけにそのとき「ばしゅー」っとエアが抜けたりして。「今ので0.5barくらい抜けたんじゃないか」みたいなことをやってたんですが、それが全くなくなりました。

ヒラメポンプヘッドのレバーを起こすと「パスッ」とポンプヘッド内のエアーが解放される音がします。この音すごくイイ。そしてポンプヘッドをバルブから外すと、ちょっと抵抗があるくらいで何事もなく外れてくれます。エアーが漏れることもありません。

慣れているとはいえ、やはり空気入れは「ロードに乗る前のちょっとめんどくさい儀式」のような気がしていました。今回それがなくなったように思います。確かにこれは「空気入れが楽しくなる」かもしれない。

うん、もっと早く買っておけばよかったな。


















2016年9月20日火曜日

信越五高原ロングライド2016に参加してきたよ

今年も信越五高原ロングライドに参加してきました。これで5年連続5回目。

高確率で快晴になると参加者もウワサするこのイベント、今回もどピーカンで信越の高原を120kmほど走ってきました(獲得標高は2,700m)。過去2年、ありえない惨敗を喫したリベンジを誓って参加した今回、笑顔で最後の坂を上りゴールすることはできたのでしょうか。



今年のテーマはリベンジ


5年も同じイベントに続けて出ているのには理由がありまして。思えば2年前、2014年は直前にギックリ腰をやってしまい、その影響で最後は両足が痙攣しゴール手前の斑尾の坂を押して上がるハメに。自転車イベントに出るようになって最悪の惨敗でした。

そのリベンジを誓って挑んだ去年(2015年)は事前に走り込みも行って万全の準備だったのですが・・・

高原のペンションでひとり熱出して寝込む

イベント前日にまさかの体調悪化、大阪から長野への車中で高熱を出し、とてもイベントどころではない状態に。もちろんDNSで、イベント当日はただ一人ペンションのベッドで高熱にうなされていました。

「来年はそろそろ別のイベントに出たい」という仲間の意見もあったのですが、「このまま終わってはお前の悔いが残るだろう」と泣きの1回で2016年も信越五高原に参加することになったのでした。

今回のテーマはずばりリベンジです。具体的には、最後の斑尾の上り、通称「魔女坂」を笑顔で上りきって信越五高原を卒業しよう!


2016年の体調も・・・微妙


今年こそは悔いの残らない走りをしたい、ということで7月からローラーも初めて、過去最高の状態で挑むはずだったのですが、自分はこのイベントと相性が悪いのかもしれません。

イベントの2週間ほど前にちょっと「寝違え」をしてしまいました。左の肩から肩甲骨にかけて鈍痛が。「ま、すぐおさまるだろう」という目論見は外れてそれがどんどん悪化。イベント2日前には左肩の痛みが腕にも広がり「1時間ごとにストレッチしないと激痛で座っていられない状態」に。日々の仕事にも影響がでるくらいの事態です。

ローラーをしばらく回していると上半身がほぐれて少し楽になっていたので、「走り出せばなんとかなるはずだ!」ということでスタートはしたのですが、とても万全の体調とは言えません。というか、走り始めてもぜんぜん収まらず、特に下りは痛みとの戦いでした。


今年も信越は快晴でした


2年前の教訓を生かして、今年は最後の「魔女坂」までは体力温存モードでいきました。上り区間も心拍を見ながらセーブ。仲間や周りの人には遅れてしまうけどひたすらマイペースで進み、エイドポイントで追いつくという繰り返し。


今回も快晴。晴れすぎて今年は暑いくらい


昨年は雨でしたが、自分はベッドで寝ていたので知りません。自分が走った信越は全部快晴です!


最後のエイド、サンクゼールについた時点で残り2時間。完走には余裕があるけど、2年前はここからゴールまで1時間40分かかってますからね。万一のことを考えて仲間より先に出発しました。

なんとかリベンジ達成か!?


マイペースを守ったおかげで脚はいつもより余裕がありあそう。でもここまで7時間ほどずっと肩の痛みに耐えながらだったので、身体は変なカンジに疲れています。腰をかばって最後に両足がツッた2年前の悪夢も横切り、最後の上りまではひたすらマイペース。

最後の5km、通称「魔女坂」が始まったところでリミッター解除。肩か腰が「ビキッ」っといったらそれまでだけど、そんなん知らんがな。この日いちばんの強度で踏んでいくと、痛みよりしんどさが勝って不思議と肩も気にならなくなりました。そのまま一気に最後まで踏み倒してゴール!

終わってみればこれまでで一番早い時間に戻ってこられました。魔女坂のタイムも自己ベスト。これで晴れて信越五高原ロングライド、卒業となりました!