カント調整とは?
足裏の角度は人それぞれに違うので、シューズを履いた状態で足裏がフラットになるよう調整すること。スキーなどでも一般的なんだとか。O脚気味の人は足の親指側を高くし、X脚気味の人はその逆になるようです。
ロードバイクの場合、カント調整はペダリングに影響します。O脚やX脚だと膝を真っ直ぐ降ろすことができず、踏み込む度に膝が外←→内にブレた状態になるそうです。
動画だと一目瞭然。カント調整で膝のブレがなくなり、まっすぐに降ろせるようになっています。これにより膝の痛みが軽減したり、ペダリングの効率も上がるんでしょう。
自分も膝ブレブレです
私もこの膝のブレ、ずっと気になってたんです。ロードに乗り始めた当初から、一緒に走っていた友人に「なんで膝がそんなに(左右に)ブレるんだ?」と言われていました。自分で上から見ても、明らかにブレているのがわかります。
走っていて「キレイなペダリングだなぁ」と思う人は、みなさん膝が真っ直ぐ降りています。逆に膝が暴れている人は、見るからにまだ乗り馴れていない感、無理して乗っている感が出てしまう。
膝に痛みが出るわけでもないのでこれまで放置してきましたが、今回「膝のブレはO脚が原因」ということがわかってしまいましたので、これは対策したい。 「あの人O脚を放置して乗ってるよ」ということになってしまいますからねw (意識しすぎ)
スペシャライズドのシューズには、もともとカントがついているけど
3年ほど前にシューズを買い替えたときに、件の友人からスペシャのシューズを勧められました。靴自体にカントがついているので、膝の動きも少しマシになるんじゃないかと。確かにシューズを替えると、膝の暴れが少しだけマシになりました。そこでさらにインソールも交換しておけばよかったんですが、なかなか「靴の中敷きに5,000円」は出せなかったんですよねー
結局今回はスペシャライズドのインソール(SL FOOTBED)+BikeFitのクリートウェッジ(4穴)を購入したので、5,000円どころではなくなったんですが。。。
スペシャのインソールを買ってみた
さて、インソールを交換するわけですが、シューズがスペシャなので、必然的にインソールもスペシャライズドにします。なぜかAmazonなどネット通販には流通してないので、お店に探しに行きました。BGフィットもやってる梅田のシルベストなら置いてるでしょう。シルベスト梅田で店員さんに聞いてみると、インソールはBGフィットエリアに置いてありました。用向きを伝えると、BGフィット用のツールで足裏をみてもらうことに。なんか緊張する。
店員さん曰く「かなりの甲高ですね〜」とのこと。土踏まずのアーチが高いそうです。
インソールはアーチの高さに応じて「+」から「+++」まで三種類あり、私の場合は「+++」でもよさそうだけど、店員さんの「自分も同じくらいだけど、違和感が大きいので今は真ん中のを使っている」との言葉で「++」に決定。
膝の動きがまっすぐになりますよの図
「膝の動きが気になるなら(靴の中に入れる)ウェッジシムも」と勧められたんだけど、チラッと見えた3,000円近い価格に怯んでしまい、その日は退散しました。インソールだけで5,000円ですからね!
でも、結局このときに買っておけばよかったです。
やっぱりウェッジシムも必要!?
ウチに帰って早速インソールを交換。固定ローラーの前に姿見を置いて漕いでみてみるも、見た目にはほとんど変化はありません。あれー?それから200kmほど乗ってみる。膝は以前と同じように暴れるものの、「踏みごこち」みたいなものはダイレクトになりました。これまではシューズの中で土踏まずが浮いていたところをインソールが埋めてくれて、力が入れやすくなった気がします。
どうやらインソールの役割は、
踏み込んだときに靴の中で土踏まずがつぶれる→膝が内側に入るというのを防いでくれているようです。
O脚や生来の足の角度自体の調整は、ウェッジシムを靴の中にいれて行う必要があると。
シルベストの店員さんが言っていたのはこのことだったんですね。数年前までインソールとシムがセットで売られていたことも納得です。
そんなわけで、当初の目的だった膝の動きは調整されないまま、クリートウェッジ購入編へ続きます。
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