2012年8月20日月曜日

山形2日目、体調不良の蔵王ヒルクライム


山形2日目は蔵王を一周するプラン。獲得標高2,500mになる予定だけど、天気が微妙な予報なのでどうなることやら。


5時起き6時出発の予定だったのに、6:15起床。初日に思いがけずヒルクライムしてしまったので、思ったより疲労が残っているみたい。旅行中は「寝たいだけ寝る」というのも大きなテーマです。

ミンタロハットで軽くトーストの朝食をとって出発。市内のコンビニでさらにおにぎりと野菜ジュースを補給。山に入ったら山頂まで店なんかないかもしれないからねー

体調不良で蔵王エコーライン
市内から13kmくらい平地を走って蔵王エコーラインのスタート地点に到着。ここから20km以上、ずーっと上り坂です。
ここを左折

天気は見ての通りの曇天。標高1,600mまで登るので、ぜひ晴れて景色を楽しみたい。途中で雲の上に出ることを願ってスタート!

ところが、上り始めてしばらくして、何か体調がおかしいことに気づく。心拍が全然上がらない。斜度が上がっても150台に乗らない。心なしか胃のあたりに吐き気の気配もある。まじか、まだまだ先は長いのに! 心拍が上がらないので力も出ない。当然ペースも上がらない。序盤からインナーxローで力なく上っていく状態に。

1時間半ほど走っても改善せず。吐き気も強まっている気がする。どうもさっきの野菜ジュースが原因のような気がする。立ち止まって吐こうとするけど苦しいだけで何も出ない。もう吸収されちゃったのかな。

おまけに雲の中に突入したみたいで視界は10mほど。霧の中から対向車が現れる状態で、ライトを点けてても危ない気がしてきた。テンションも体温も下がってきて「もう引き返そうかなぁ」と思い始める。


それでも「もう少しで雲を抜けるかも」という一念だけでのろのろ上る。あいかわらずガスってて視界なしだけど、少しずつ道路脇の植生が変わってきたのはわかる。時速10km以下でのろのろ、のろのろ。

頂上付近でついに雲を抜ける。おー、別世界だ! しばし高原の雰囲気を楽しむ(疲れてへばってただけとも言う)


食欲はないながら、頂上でなにか食べようと思ってたんだけど、蔵王の山頂付近ってレストハウスも何もないんですね。お釜に上るリフトのりばがあるだけ。自転車通行禁止の有料道路「蔵王ハイライン」の先にはあるんだろうか。つか、なんで自転車走れないんだ!
いちおうここまで来ましたよ、と

そうこうしているうちに、山頂付近にも雲が流れてきてまた視界10mに。これでは下るにも危ない。しばらく晴れるのを待ってみたけど変化なし。標高1,600mなのでだんだん寒くなってくる。とても蔵王一周を続ける気にはならず、このまま来た道を下ることに。宮城県の滞在時間、約40分。
この状態の下りはさぶくて怖い

山を下ると快晴でした、そしてまた温泉へ
2時間30分かけて上ったコースを一気に下る。標高1000mまで降りてくるとなぜか快晴。山の上にだけ雲がかかってたみたい。猿倉のレストハウスでおそばをいただく。陽にあたったからか、このあたりから体調も回復してきた(光合成か!?)。
このおそばで生き返ったのかも

麓まで下りきったときには「なんかもの足りない」くらいにまで体調も回復。頂上で会った自転車乗り3人組が再度上って行くのとすれ違う。化け物か! 
さすがに上り返す元気はないので、市街を挟んで反対側の県民の森へ。丘みたいなところかと思っていたら、意外と距離がある。心拍は最大でも160くらいまでしか上がらず、やっぱり調子はイマイチ。まぁ今日はしかたないや。
この状態でも蔵王山頂は雲の中でした

帰りに寄ったカフェでは店員の兄さん(自転車乗り)と自転車トークで盛り上がる。この辺ほんとどこ走ってもよさそうですよねー。いいなー、オレもそういう旅してみてー!

今日は明るいうちにミンタロハウスに戻って、オーナーおすすめの百目鬼温泉へ。明るいうちから露天風呂、宿に帰ってオーナーお手製のカレーをいただく(木曜日はカレーの日だそうな)。うむ、言うことなし。

体調が悪かったわりには、結局この日の獲得標高は2,000mほどでした。宮城蔵王は次の機会だなー





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