快晴とはいきませんでしたが、「乗鞍」の魅力を十分体感してきましたよ!
ステップワゴンに自転車3台積んで、深夜に大阪を出発。
事前に2日間のコースを考えていたわけですが、松本に着いてみると雨模様。
「どこか晴れてるところはないかー」と車でうろうろしてみても、そんな場所があるはずもなく、初日はあきらめて早々に宿に向かいます。
宿に着いた頃には車から出られないくらいのどしゃ降りで、これは「男3人で温泉に入って帰ってくるだけ」になるのでは、という予感がヒシヒシとしていました。
宿は「お風呂がよさそうなところ」という要件で選んだ Pension 梵 さん。お風呂も食事もすごくよかった。お味噌汁に感動して3人とも味噌をお土産に買って帰りました。
オーナー手作りのツリーハウスだそうです。手作り!?
2日目、起きてみると快晴とはいかないものの、なかなかのお天気。日頃の行いに感謝!
標高1,500mの乗鞍高原温泉から2,700mの畳平まで登る乗鞍エコーラインは、マウンテンサイクリングin乗鞍のコースとして、おそらく日本で一番有名なヒルクライムコース。標高も一番高いんじゃないかな。しかもマイカー規制のため、走っているのはバスとタクシーと自転車のみという!
走り始めから景色はすでにヤバイ。
斜度もそれなりにヤバイ。
レースじゃないので、休憩したりしながら、のんびり頂上をめざします。
途中の位ヶ原山荘で標高2,350m ですか。この時点で麦草峠を超えて、自転車での最高標高を更新。
そして、乗鞍の本気はここからでした。
森林限界を超えるというのか、一気に視界が開けて景色が一変。気がつくと雲が目線と同じ高さに。
というか、道路に雲がかかっている。
昇りきると乗鞍岳山頂はすぐそこ。
9月の乗鞍山頂は日によってはそうとう寒いらしく、自転車も真冬ウエアが必要になることもあるようです(途中で会った自転車乗り談)。この日はむしろ暑いくらいで、下りも含め非常に快適なヒルクライムでした。
自転車の後は、なぜかドレッシングを買いに八ヶ岳清里方面へ。
いつの間にか天気は快晴。富士山がくっきり見えました。